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第一回 「システム・デザイン(1)」 |
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最初ですので、カー・オーディオを載せようと思いたってまず始めの問題、「どんなシステムを組んだらいいのか?」を取り上げてみました。これは言うまでもなくお客様との打ち合わせで最初の話題となるもので、始めから大変重要なシステム・デザインを決めていくわけです。
お客様によっては既にご自分で十分練った案を示して打ち合わせに入るケースもありますが、殆どの場合、例えば「デッキとスピーカーを交換したい」とか、もっと漠然と「純正ステレオの音がどうもはっきりしなくて…」といった相談から始まることが多くなります。
では,どうやってシステム構成を決めたらよいのでしょう。
カー・オーディオに限らず、オーディオ・システムは三大要素、すなわち、
(1) ソース・ユニット
(2) アンプ(パワー・アンプ)
(3) スピーカー
から成っているといえます。例えばワンボディーCDレシーバーは(1)と(2)が一体化したものですし、イコライザーやデバイディング・ネットワーク(クロスオーバー・ネットワーク)などのプロセッサーも(1)の一部、サブ・ウーファーも(3)の一部ということができます。言い換えれば、どんなシステムでも、純正ステレオでさえこの三要素から成っているわけで、大枠は既に決まっているといえます。
従ってカー・オーディオを載せるには、ソース・ユニット所謂ヘッド・ユニット,
アンプ,スピーカーの三要素が無くてはならず、それが様々な条件、コストやスペース等によって実際に手をつけるのがその一部となったり、また逆に複雑なシステムではその
構成要素の数が多くなります。
ただあくまでもシステム・デザインのスタートとしてはまずこの三要素を念頭におき、事情に合わせて諸条件を付けていくのが順当です。3ウェイ・スピーカー、マルチアンプ・システムやサブ・ウーファー等はステップアップとしてならともかく、本来始めから意識すべきものではなく、コストとのバランスも考慮しながら、必要に応じて順次検討に加えていけばよいのです。
いつも最初にお話していることですが、まずはできる限りシンプルに、最小限のシステム構成で目標を達成することから考えるのが成功への近道です。これを逆に最初から何でもかんでも盛り込もうとすると収拾がつかなくなり焦点がぼやけてしまったり、コストが大幅に大きくなるために個々のコンポーネントのグレードを必要以上に落とさざるを得なくなり、結局期待したほどの結果を得られないなどというのは、よくある失敗例です。
今回は基本中の基本で終わってしまいましたが、次回はもうひとつ話を進めたシステム・デザインの次のステップをお話しましょう。 |
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