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[新品CD-R] ORGANUM マグダ・タリアフェロ、パリ・ライヴ/モーツァルト ピアノ協奏曲第26番, サンサーンス ピアノ協奏曲第5番

販売価格: 1,900円(税別)

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[CD-R盤]
 
モーツァルト/ピアノ協奏曲第26番 ニ長調 K.537「戴冠式」
サン=サーンス/ピアノ協奏曲第5番 ヘ長調 OP.103「エジプト風」*
 
マグダ・タリアフェロ(Pf)
フェルナン・ウーブラドゥ指揮 パリ室内楽演奏協会管弦楽団
*ポール・パレー指揮フランス国立放送管弦楽団
 
1955.3.27、パリ・サル・ガヴォー
1958年.4.21、パリ・シャンゼリゼ劇場
モノラル、ライヴ収録
 
往年の名女流ピアニスト、マグダ・タリアフェロによる協奏曲のライヴ。
いずれもフランス国立放送による収録で、英国人エアチェック・コレクターからの提供音源。エアチェックではなく、放送局保管音源のコピーと思われる。
1955年のモーツァルトは年代相応の録音。特に優秀というわけではないが、ピアノはクリアに録れており、オーケストラは小編成ということもあり解像度も十分。ピアノとオーケストラのバランスも良く、音楽を鑑賞する上で不満はない。
一方サン=サーンスは、年代の水準を上回る優秀録音で1960年代中頃の録音に匹敵。このままステレオ化すれば現代でも十分通用する音質。シャンゼリゼ劇場におけるフランス国立放送管による録音の中には時折、驚くほど優れた録音があるが、当録音もその一例。名録音エンジニアのアンドレ・シャルラン辺りが協力していたのかも知れない。
 
マグダ・タリアフェロ(1893-1986、ブラジル生まれ)は、第二次世界大戦前から多くのレコーディングを行っており、古くからの音楽愛好家には説明を要しないほど著名な存在。
パリ音楽院を中心とするフランス流派の教育を受けた女流ピアニスト=いわゆるグラン・ダーム(grande dame、貴婦人・名声のある女性の意)の代表格といえる。
ギオマール・ノヴァエスとは同じブラジル出身で2歳違い、パリ音楽院で学んだということで共通点も多いが、米ヴォックス・レーベルに大量の録音を行うなど、アメリカでの活動が活発だったノヴァエスに対し、タリアフェロはパリ音楽院で教えるなど、パリ(と故郷ブラジル)が活動の中心だった。
 
当ディスクに聴くモーツァルトとサン=サーンスの協奏曲はそれぞれスタジオ録音を残しており、得意とするレパートリー。現代の日本からは想像できないが、サン=サーンスのピアノ協奏曲5曲は、古くからのフランス系ピアニストにとっては、ベートーヴェンの協奏曲5曲と同格の重要なレパートリーで、コンサートでも頻繁に演奏されていたようだ。ただし、タリアフェロはモーツァルトとサン=サーンスばかりではなく、パリでベートーヴェンの協奏曲全曲演奏会で好評を得たり、米カーネギー・ホール・デビューの際にはシューマンの協奏曲を演奏するなど、これらの作品も得意としていた。
 
先に第二次世界大戦前から活発にレコーディングを行ったと記したが、戦後も1960年代初頭までは仏デュクレテ・トムソン,蘭フィリップス,仏コロンビアなどに断続的に録音を行った。ただし、1962年に仏エラートにフランス作品のリサイタル盤を録音後は、80歳になって1972年母国のブラジル・エンジェルにヴィラ・ロボスとショパンの作品集をレコーディングするまで10年ほど空き、その後は、ブラジル・ロンドンやブラジル・コパカバーナ(これはライブ盤)など自国レーベルを中心に録音活動を続け、ラスト・レコーディングは88歳時の米(独?)CBSへの連弾集であった。タリアフェロは1960年代以降もパリを中心に演奏活動を頻繁に行っているにもかかわらず、ステレオLPが登場したレコード産業の興隆期になぜかレコーディングの機会がなかった。
1960年代初頭のフランスでは、マイナー・レーベルの淘汰が進む一方、国際的メジャー・レーベルが巨大アメリカ市場を意識したスター・システムを確立しつつあった時期でもあった。このためメジャー・レーベルは、アメリカで人気があり、若く元気で頻繁に演奏旅行が可能で、しかもレコーディングに協力的な演奏家を重用した。当時70歳を迎え、パリ音楽院教授としての教育活動に一定期間縛られ、1940年代以降アメリカではコンサートを行っていなかったタリアフェロにとって、メジャー・レーベルの「営業方針」と合わなかったことが、録音から遠ざかった大きな理由かも知れない。これは、ヴラド・ペルルミュテールやイヴォンヌ・ルフェビュール、マルセル・シャンピなどパリ音楽院で教えていた他の名ピアニストにも共通していた。
 
なお、モーツァルトの伴奏を担当するウーブラドゥ指揮のオーケストラ名は、ウーブラドゥ室内管弦楽団,パリ室内管弦楽団,単に室内管弦楽団と称されるなど様々だが、実態はウーブラドゥが主催する同一団体。専属奏者はおらず、ウーブラドゥが演奏会の度にフリーランスやパリ音楽院管、フランス国立放送管、パリ・オペラ座管などの演奏者を集めて編成していたと思われる。ただし、各パートのトップなど何人かはレギュラーメンバーで、優秀な奏者が揃っていたようだ。
 
マグダ・タリアフェロは前述のように、モーツァルトのピアノ協奏曲第26番を1930年仏デッカに、サン=サーンスのピアノ協奏曲第5番を1953〜1954年蘭フィリップスにスタジオ録音していた。
 
 
※総合カタログは下記を参照下さい:
https://www.ne.jp/asahi/classical/disc/index2.html
 
*【ご注意】
当商品はCD-R盤です。CD-Rは通常の音楽CDとは記録方法が異なり、直射日光が当たる場所、高温・多湿の場所で保管すると再生出来なくなる恐れがあります。
また、CD・DVD・SACD再生兼用のユニバーサルプレーヤーや、1990年代以前製造の旧型CDプレーヤーなどでは再生出来ない場合がありますが、メーカーや機種の異なるプレーヤーでは再生出来ることもありますので、複数のプレーヤーをお持ちの場合はお試し下さい。

レーベル: ORGANUM
品番: 110110AL
Stereo/Mono: Mono
録音: 1955.3.27, パリ・サル・ガヴォー、1958.4.21, パリ・シャンゼリゼ劇場、ライヴ録音

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