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ホーム貴重ライヴCD/PREMIEREレーベルORGANUM トスカニーニ/’38ルツェルン音楽祭ライヴ
商品詳細

ORGANUM トスカニーニ/’38ルツェルン音楽祭ライヴ

販売価格: 1,800円(税別)
数量:

ブラームス/交響曲第3番 ヘ長調OP.90
ケルビーニ/歌劇「アナクレオン」序曲 

アルトゥーロ・トスカニーニ指揮 ルツェルン祝祭管弦楽団 

’38年、第1回目のルツェルン音楽祭における貴重なライブ録音。
’38年3月、ナチス・ドイツがオーストリアを併合した結果、同年夏に開催予定のザルツブルク音楽祭へ出演する機会を失ったユダヤ系や、ナチス政権に反発する音楽家が集まり、アドルフ・ブッシュらが少し前に完成したクンストハウスで開催を目指していたルツェルン音楽祭が初めて開かれました。
アドルフ・ブッシュがトスカニーニに出演を依頼し、ナチスに対抗するため一流演奏家が集結、ブッシュがリーダーを務める祝祭管弦楽団が編成されました。
オーケストラには、ブッシュの弟ヘルマン(チェロ)やカール・ドクトール(ヴィオラ)らブッシュ四重奏団員のほか、ヴァイオリンのシュテフィ・ゲイエル、チェロのアウグスト・ヴェンツィンガー、アンリ・オネゲル、フルートのアンドレ・ペパンなど優秀なメンバーが揃いました。この録音はトスカニーニによる2日目の演奏の模様。

録音は、会場からの短波放送を外国(米英のいずれか?)の放送局が受信し、アセテート盤に記録したものと思われます。
従って古いアセテート盤によるスクラッチノイズもかなり聴かれますが、元々このような形でも録音が残ったこと自体奇跡的。
当日は上記の曲目に加えてモーツァルトの交響曲第40番,ワーグナー「マイスタージンガー」第1幕への前奏曲が演奏され、こちらも録音が残ってはいますが、録音状態がさらに劣悪でCD化は断念、比較的状態の良い2曲のみの復刻となりました。

一般的な意味で録音状態は良好とは言い難いですが、メンゲルベルクの第2次世界大戦中のアセテート盤によるライヴ録音と同程度、何とか鑑賞にたえる状態というところ。
ノイズは多発する部分とかなり静かな部分があり、有難いことにブラームスの有名な第3楽章は比較的静かでトスカニーニの歌が堪能出来ます。
ケルビーニは比較的スクラッチは静かですが、受信状態が一部不安定になる箇所があります。

始めのうちは聴き慣れないノイズが気になるものの、聴き進むうちにトスカニーニの太くストレートな音楽に引き込まれていきます。
SP盤を聴くような音質からもオーケストラが優秀なことは充分聴き取れ、特殊な環境下、トスカニーニのもと一丸となっての演奏は堂々たる気迫に満ちて、この曲がブラームスの英雄交響曲などとも呼ばれることを、ふと思い出していました。

商品詳細
レーベル:ORGANUM
品番:110005.AL
Stereo/Mono:Mono
録音:'38.8.27、クンストハウス(ルツェルン、スイス)、ライヴ録音