
販売価格はどうぞご相談下さい。
amphion loudspeakers アンフィオンは1998年、現CEOであるAnssi Hyvonen アンシ・へヴォネン氏によりフィンランドで創業、プロ用モニタースピーカー部門を併設することからも分かるように、常に「忠実再生」を標榜しています。
製品はすべてフィンランドでハンドメイド生産されます。

Anssi Hyvonen, founder
コンシューマー・スピーカーは3つのシリーズから成りますが、その中核となるのがArgon ライン。小型2ウェイからセンタースピーカーまで揃っています。
Argon3LS はトールボーイ・タイプの2ウェイ・スピーカー。
ドライバー構成は、1インチ・チタン・トゥイーターと6.5インチ・アルミウーファー。ウーファーはノルウェイのSEAS 社製です。
- リア・パッシヴラジエーター方式の採用
特徴的なのがリアにマウントされたパッシヴラジエーター。
通常このサイズのスピーカーはバスレフ型であることがほとんどですが、アンフィオンはこのシリーズではパッシヴラジエーター方式を採用しました(写真2)。
これについてはへヴォネン氏の話を聞いてみましょう;
「パッシブラジエーターは、本来の音に対して残る音の成分が発生しますが、それを利用してベースの自然な再現を狙っています。ウーファーの仕事をさせるために、スピーカーの外側だけではなく内側にも自由に動けることが大事です。パッシブラジエーターを使うことによってミッドレンジも改善できます。」
(Phileweb 鈴木裕氏のインタビューより)
- 大型ウェイヴガイドを備えたトゥイーター
ほぼウーファーの径に近いサイズをもつ大型ウェイヴガイドが、トゥイーターにショートホーン的な効果をもたらし、高能率化と志向性のコントロールを担います。
- 1.6kHz のクロスオーバー周波数設定
通常2ウェイ・システムのクロスオーバー周波数は3Khz 前後に設定されますが、アンフィオンではその約半分の低めの周波数で高・低域ドライバーをクロスさせています。
これは人間の耳の感じやすい周波数帯でクロスオーバーさせることで、その帯域の周波数や位相の乱れを引き起こすのを避けるのが主な目的です。
ブラック、ホワイト仕上げも選択頂けます(金額は異なります)。
アンフィオンが制作したプロモーションヴィデオがありますのでご覧下さい(英語版、字幕は無し)