
Yve Bernard Andre
Audio Refinement オーディオリファインメントは仏YBA のイヴ・ベルナール・アンドレ氏が興したセカンドブランド。
YBA に準ずるクオリティを確保しながら生産効率を上げ、より身近な価格の製品を目指して1998年にスタートしました。
女性デザイナーの手になることもあり、丸みを帯びたフロントパネルや操作ノブ、薄型でエレガントなデザインもこのシリーズの特徴のひとつです。
1993年にパーツのアップグレードを行って以降、この度9年ぶりにモデルチェンジを実施、Overture dt(歌劇などの序曲の意)シリーズとして生まれ変わりました。
Overture CD1dt の dt はダブルトランスの意味です。
デジタル系とアナログ系の回路用それぞれ専用に独立したトランスを1個ずつ用意しました。
今回のモデルチェンジのハイライトは何といっても上位機種にしか採用されなかったブルーダイオードによる「パラドックス方式」の搭載です。
パラドックス方式とは元々医療機器分野で開発されたレーザー技術の一種で、光学的にノイズを加えることで目標の波長をより捉え易くする手法とのことで、ここではレーザーでCDのビットデータを読み取る際に、読み取り用の赤色レーザーに加えて波長390nmのブルーLED光(赤色からすると一種のノイズ)を加えて照射することで、ディスク読み取りの精度を向上させるというものです。
CDプレーヤーで重要な位置を占めるドライヴメカは、定評あるSONY 製を採用しました。
標準はシルバー仕上げですが、特注でブラックも選択頂けます。