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商品詳細

米CRI バーリンスキ, ガーシェフスキ, バロウの管弦楽作品

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ハーマン・バーリンスキ/交響的ヴィジョン(1950)
エドウィン・ガーシェフスキ/ソーガタック組曲(1938)*
エスター・ウィリアムソン・バロウ/前奏曲とアレグロ(1955)*
 
リチャード・コーン指揮 東京アサヒ管弦楽団
* F.チャールズ・アドラー指揮 ウィーン管弦楽団



Herman Berlinski
 
ハーマン・バーリンスキ(1910-2001)はポーランド人の両親のもと、ドイツのライプツィヒに生まれました。
地元ライプツィヒ音楽院で学んだ後、一旦ポーランドに移るも落ち着くことが出来ずパリに移住。エコール・ノルマル音楽院でナディア・ブーランジェに作曲を、アルフレッド・コルトーにピアノを学んだ後、パリ・スコラ・カントルムで勉強を続けますが、この頃からユダヤ人のイディオムを強く意識するようになります。ここではまたオリヴィエ・メシアンに出会っています。
 
1941年にはフランスを出てアメリカに移住。
ニューヨークではユダヤ音楽神学校でさらに勉強を続け、1954年にはエマニュエル寺院のオルガニストに就任。従事した8年間の間には合唱やその他の典礼音楽、オルガン曲を含む多くの作品を作曲しました。
 
1963年にはワシントンのReform Hebrew Congregation の音楽監督に任命されました。パリ・ノートルダム大聖堂、ライプツィヒのトーマス教会などでも多くのオルガン・リサイタルを行っています。
作曲では典礼用の音楽等、多くの作品を生み出し、ユダヤ音楽をテーマにした講演や執筆も行いました。
 
  
エドウィン・ガーシェフスキ(1909-92)はアメリカのピアニスト,作曲家。イェール大学で作曲とピアノを学びました。
さらにロンドンのマティ・スクール、コモ(イタリア)ではアルトゥール・シュナーベルに就いてピアノを、ニューヨークに戻って作曲をヨーゼフ・シリンガー(ガーシュウィンやグレン・ミラーの師)に学びました。 
1940年にはコンヴァース大学(サウスカロライナ州)で教職に就いて音楽学部長を務めました。
 
ソーガタック組曲(ソーガタックはミシガン湖近くのリゾート地)は、ピアノの前奏曲としてロンドンで最初に演奏され、その後オーケストラ版が交響曲「ソーガタックを救え」のタイトルでCBS ネットワークで演奏されました。
吹奏楽編曲版は、1839年のニューヨーク万国博覧会のバンド音楽コンクールで優勝、後に海兵隊によってガダルカナル・ファンタジーと名付けられて、米国海兵隊創立記念に2つのネットワークで取り上げられました。
 
 

Esther Williamson Ballou
 
エスター・ウィリアムソン・バロウ(1915-73)はニューヨーク州エルマイラ生まれのオルガニストで作曲家。
ベニントン・カレッジ,ミルズ・カレッジ、そしてジュリアード音楽院で学び、演奏活動を始めますが関節炎で断念を余儀なくされました。
ジュリアード音楽院,カトリック大学,アメリカン大学で教鞭を執りました。
 
Ashai Orchestra of Tokyo との記載がありますが、Asahi の間違いではないかと推測、東京アサヒ管弦楽団としてあります。変名、または臨時編成かと思われます。
ウィーン管弦楽団というのも、ウィーン響やウィーン・フォルクスオパー管などの変名と思われます。
商品詳細
レーベル/原産国:米CRI(Composers Recordings Inc.)/ アメリカ・プレス
レコード番号:SD 115
レーベル,プレス情報:赤/ CRI
Stereo/Mono:Stereo
盤のコンディション:NM-
ジャケット(ボックス)のコンディション:EX