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ピアニスト、カルロ・ゼッキの芸術"
リスト/
演奏会用練習曲第2番 ヘ短調「軽やかさ」(rec.1928)
パガニーニ大練習曲第4番 ホ長調「アルペジオ」(rec.1928)
ショパン/
練習曲第5番 変ト長調 OP.10-5「黒鍵」(rec.1928)
練習曲第8番 ヘ長調 OP.10-8 (rec.1935)
リスト/パガニーニ大練習曲第5番 ホ長調「狩」(rec.1935)
ショパン/
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 OP.22
マズルカ ロ短調 OP.33-4
ラヴェル/道化師の朝の歌
スカルラッティ/
ソナタ ニ長調 L.465
ソナタ イ長調 L.345
ソナタ ハ長調 L.104 (rec.1937)
作者不詳(レスピーギ編曲)/シチリアーナ (rec.1937)
ヴィンチェンツォ・ガリレイ(1520頃-1591、レスピーギ編曲)/ガリアルダ
J.S.バッハ/
前奏曲とフーガ第13番 嬰へ長調 BWV.858 (rec.1942)
コラール「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV.639 (rec.1942)
フランチェスコ・ティッチアーティ(1893-1949)/トッカータ (rec.1937)
シューマン/子供の情景 OP.15 (rec.1942)
ショパン/舟歌 嬰ヘ長調 OP.60 (rec.1937)
リスト/演奏会用練習曲第2番 ヘ短調「軽やかさ」(1曲目とは別録音、rec.1937)
ドビュッシー/子供の領分〜小さな羊飼い (rec.1980)
ショパン/24の前奏曲 OP.28 から (rec.1980)
第2番 イ短調
第4番 ホ短調
第6番 ロ短調
第7番 イ長調
第13番 嬰ヘ長調
カルロ・ゼッキ(Pf)

Carlo Zecchi
カルロ・ゼッキ(1903-1984)は日本では晩年、群響,日本フィル,読響への客演で有名でしたが、元々はピアニストとしてキャリアをスタートしました。
ローマに生まれ、ピアノをF.バイアルディに、作曲をL.レフィーチェらに師事し、17才でピアニストとしてデビューしています。
その後、ベルリンでフェルッチョ・ブゾーニとアルトゥール・シュナーベルにピアノを学びました。
エンリコ・マイナルディとのデュオも好評を博しましたが、その後ピアノ演奏を中断し、ハンス・ミュンヒとアントニオ・グァルニエリに指揮を師事、1947年からは各国のオーケストラに客演しました。
また、ローマのサンタ・チェチーリア国立音楽院とザルツブルクでピアノを指導しました。
指揮者や室内楽の録音は、スプラフォン,ウェストミンスター,グラモフォン,フンガロトン,エレクトレコード(ルーマニア)等に残されていますが、ソロ・ピアニストとしての録音はほとんど無く、この盤は非常に貴重な記録です。
極めてレア。