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ホーム貴重ライヴCD/PREMIEREレーベル[新品CD-R] ORGANUM イヴォンヌ・ルフェビュール、ライヴ/モーツァルト ピアノ協奏曲第24番, ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番
商品詳細

[新品CD-R] ORGANUM イヴォンヌ・ルフェビュール、ライヴ/モーツァルト ピアノ協奏曲第24番, ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番

販売価格: 1,900円(税別)
数量:
[CD-R盤]
 
モーツァルト/ピアノ協奏曲第24番 ハ短調 K.491
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番
ト長調 OP.58
 
イヴォンヌ・ルフェビュール(Pf)
フェルナン・ウーブラドゥ指揮 パリ室内管弦楽団
スタニスラフ・スクロヴァチェフスキー指揮 フランス国立放送管弦楽団
 
1962.11.13、パリ・ラジオ・フランス・スタジオ
1959.12.1、パリ・シャンゼリゼ劇場
モノラル/ステレオ、ライヴ収録
 
フランスのヴェテラン女流イヴォンヌ・ルフェビュール(1898-1986、仏エルモン生まれ)によるライヴ録音。
2曲とも英国人エアチェック・コレクターからの提供音源で、エアチェックではなく放送局保管音源のコピーと思われる。
 
1962年録音のモーツァルトは、ラジオ・フランスの客席付き大型スタジオ(オーディトリアム)で聴衆を入れた公開収録。モノラル・テープ録音の末期に当たり技術的に成熟しており、ピアノと管弦楽のバランスも良好で鑑賞には全く問題ない。ややマイクがピアノに近く、もう少し膨らみがほしい気もするが、しばしばマイクが楽器に近い(近すぎる?)のはフランス国立放送の録音スタイルの一つだ。ディスク化に当たっては、ピアノの音の硬さを若干和らげるように調整を図った。
 
一方のベートーヴェンは優秀なステレオ録音。
フランス国立放送はシャンゼリゼ劇場におけるフランス国立放送管のライブ収録の際、先行実験的にステレオ録音を行っていたようで、アンドレ・シャルランなどが協力していたのかもしれない。実に美しい音質だが、ピアノソロをピックアップし、オーケストラ伴奏をボリューム小さめに配した古い録音スタイルを引きずっており、第3楽章のオーケストラ強奏などは明らかに迫力不足。ディスク化に当たっては、ピアノとオーケストラのボリュームバランスをできる限り改善した。2曲とも会場ノイズは極小。
 
イヴォンヌ・ルフェビュールにとってモーツァルトの協奏曲は重要なレパートリーの一つ。
第20番ニ短調はフルトヴェングラーとの共演を含め、3種の録音が知られているが、24番ハ短調は当ディスクが現在確認されている唯一の録音。おそらく実演では他のモーツァルトの協奏曲も演奏したと思われるが、残念ながら現状では録音は発見されていない(第20番の未発表録音が1種あるらしい)。
 
ベートーヴェンも現在確認されているルフェビュール唯一の協奏曲録音。
ルフェビュールの実力をもってすれば「皇帝」の演奏も不可能ではなく、第4番以外の協奏曲録音の発掘も期待したい。指揮は当時「駆け出しの新人」だったスクロヴァチェフスキー。1956年にローマの国際指揮者コンクールに優勝後、当録音の前年1958年にはジョージ・セルに招かれ、クリーヴランド管弦楽団を指揮してアメリカデビューしたばかりだったが、1960年からはミネアポリスの音楽監督に就任するなど、駆け出しながら既に実力は一流であった。
当ディスクでも、合わせにくいと言われるピアノ協奏曲第4番の伴奏を破綻なく務めている。ただし、当時スクロヴァチェフスキーのデビューレコードを聴いた日本の音楽評論の重鎮は「無味乾燥」と酷評。ブルーノ・ワルターやフルトヴェングラーなどロマン的演奏を理想としていた日本の評論家にとっては、その演奏スタイルは到底理解不能だったのだろう。
 
ルフェビュールが20年遅く生まれ、パリ音楽院の教授職に就かなければ、1960年代には40歳代で活発にコンサート活動を行い、フランス・パテEMI やエラート辺りからモーツァルト・ベートーヴェンの協奏曲やソナタ、ショパンやドビュッシー、ラヴェルの諸作品のレコードが続々と発売されていたかもしれず、ちょうどルフェビュールの教え子(サンソン・フランソワ、イモージェン・クーパーなど)のようなキャリアをたどった可能性もあるが、それは本人が望んだものではなかったかもしれない。
モーツァルトの伴奏を務めているパリ室内管弦楽団は、ファゴット(フランス風にバソンと言うべきか)奏者で指揮者のフェルナン・ウーブラドゥが創設し、ウーブラドゥ室内管弦楽団とも呼ばれた団体。メンバーが固定した常設の楽団ではなく、オペラ座やフランス国立放送管、パリ音楽院管などからのピックアップメンバーが演奏会の度に集まって活動していたと思われる。ただ、常設ではないとはいえ名手揃いで、1950年代〜1960年代前半にはレコーディングやコンサートを活発に行っており、当ディスクでもウーブラドゥの巧みな指揮もあってか、充実した演奏を繰り広げている。
 
ルフェビュールは、上記のようにモーツァルトのピアノ協奏曲第24番とベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番のスタジオ録音を残さず、当ディスクが現在確認されている唯一の録音と思われる。
 
 
※総合カタログは下記を参照下さい:
https://www.ne.jp/asahi/classical/disc/index2.html
 
*【ご注意】
当商品はCD-R盤です。CD-Rは通常の音楽CDとは記録方法が異なり、直射日光が当たる場所、高温・多湿の場所で保管すると再生出来なくなる恐れがあります。
また、CD・DVD・SACD再生兼用のユニバーサルプレーヤーや、1990年代以前製造の旧型CDプレーヤーなどでは再生出来ない場合がありますが、メーカーや機種の異なるプレーヤーでは再生出来ることもありますので、複数のプレーヤーをお持ちの場合はお試し下さい。
商品詳細
レーベル:ORGANUM
品番:110100ALII
Stereo/Mono:Mono, Stereo
録音:1962.11.13、パリ・ラジオ・フランス・スタジオ 1959.12.1、パリ・シャンゼリゼ劇場、スタジオ・ライヴ録音