Aurorasound オーロラサウンドの、オール真空管パワーアンプです。インテグレーテッドアンプのHFSA-02 がベースになっています。
オーロラサウンドとしてはむしろ珍しい、デザインもオーソドックなアンプで、こうした構成は海外から根強い要望があったそうです。そうした要望に応えながら、シャーシを取り囲むウッドパネルや丸みを帯びたウッドノブなどをあしらい、クラシックモダンとも言うべき同社のアイデンティティを主張しています。
- 回路構成
入力段に12AX7、位相反転段に12AU7、出力段にはEL34 プッシュプルとルンダール社製出力トランスでUL 接続とし、31W/ch の出力を得ています。
入力段の12AX7 はパラレルで使用、真空管の内部インピーダンスを下げてローノイズ化を図り、次段へのドライブ力を高めています。位相反転段は12AU7 を使ったムラード型を採用し最終段へ安定した信号受け渡しを実現。
終段(出力段)のEL34 はルンダール社製の出力トランスとウルトラリニア接続とし、低歪率&ハイパワーを実現しています。
EL34 は自己バイアス動作ですので、他ブランドのEL34 とそのまま無調整で差し替え出来ます。
長期間の使用によるEL34 の動作状態をチェック出来るように、バイアス電圧チェックポイントをソケット脇に設けてあります。オーソドックスな回路と定番の真空管を採用することにより、長年に渡って安定した動作やメンテナンスが出来るよう配慮しました。
- シャーシ構造
22mm 厚のメイプル無垢材をシャーシフレームに使い、天板には4mm 厚のソリッドアルミを採用してリジッドでたわみのないボディ構造を形成、重量のあるトランス類をしっかり支えるとともに、真空管のマイクロフォニックノイズ低減を図っています。
- 使用部品
要となるパーツには音質はもとより品質と信頼性の観点から、抵抗はVishey 社、米国PRP 社、国産TAKUMAN を採用、フィルムコンデンサは独WIMA、電解コンデンサは独TDK-EPCOS を採用。
電源トランス、チョークトランスは国産のオーロラサウンド・カスタム、整流ダイオードは現代の最も低ノイズ高耐圧のローム社製シリコンカーバイドを採用、各種端子類も厚い金メッキの高品質なものを厳選。