外山雄三／ラプソディ（1960）
小山清茂／管弦楽のための木挽歌（1957）
外山雄三／子守唄（1953）
尾高尚忠／フルート協奏曲「Posthumus」（1048）*　

岩城宏之指揮 ＮＨＫ交響楽団　
*吉田雅夫（Fl）　

ステレオ初期からの日本のオーケストラ曲を収めたものとしては、恐らく最もよく知られた盤でしょう。
外山のラプソディはそんななかでも代表格、Ｎ響の海外公演のために短時間で書き上げられ、彼の代表作ともなりました。
子守唄は有名な五木の子守唄を主題とした佳曲。ここでしか聴けない貴重な録音です。

小山の曲も最もポピュラーな人気曲のひとつ。九州民謡を基にした主題による一種の変奏曲で、長野の山里に生まれた小山の持ち味が活きた名曲です。
’７０年には作曲者により吹奏楽にも編曲されました。
因みに小山と伊福部昭と早坂文雄は、ともに同じ1914年生まれ。

現在活躍中の指揮者、尾高忠明の父、尾高尚忠は３人の中では最も年長で1911年生まれ。
フランス近代の作曲と見紛うばかりの軽快で洒落た名作。

店主おススメ。