アナログ・プレーヤー関連なら何でも揃う専門店



ホーム店主日誌
店主日誌
店主日誌:180
«前のページ 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 次のページ»
2014年12月30日
 

 

 
さて、もう明日は大晦日。皆様、今年の第9はもうお聴きになりましたか?それともこれから駆け込み?
忙しくてそれどころじゃない、という方が大半とは思いますが、店主も毎年「年末のMy第9」を選定します。

なかなか生のコンサートで聴くことが出来ないので手持ちのレコードの中から選ぶのですが、同じレコードになることも多く、結局選定したはいいものの実際には聴く暇が無かったという年も少なくありません。

さて栄えある今年の選定はというと、
「ブルーノ・ワルターの第9」(コロンビア響とのステレオ録音、日本コロムビアの全集初期盤から)
今回は選定理由が少々安易なのですが、店にまたまあったから。でも言うまでもなく天下御免の名盤です。
随分と久し振りに聴く今日のワルターのご機嫌はいかがでしょうか。
2014年12月24日
 


今日はクリスマス・イヴ、皆様忙しくてなかなかそれどころじゃないでしょうが、今晩聴くレコードとしては何といっても「くるみ割り人形」でしょう。

私も毎年この日に聴く機会をと考えているのですが、その際、だいたいいつも棚から引っ張り出してくるのがこの盤、ロシアは古都キエフ生まれのアナトール・フィストラーり指揮するパリ音楽院管弦楽団の録音です。。
もう40年近く前に購入したレコードで、今でもこの曲のマイ・ベストです。
DECCA eclipse レーベルですから再発廉価盤ですが、その舞台を彷彿とさせる生き生きとしたリズム,色彩感覚に魅了され、それ以降名人・フィストラーリのファンとなった思い出の盤でもあります。

オリジナルはモノラルのLXT2611 で、この盤ではエクリプス得意の疑似ステとなっていますが、これが結構生々しくて不満を感じさせないばかりか耳に染みついて、これでないと落ち着きません。
全曲を聴こうとしてもまず無理でしょうから、第1と第2組曲を1枚に収めてあるのもちょうど良い長さです。
本当に素敵な曲目が次から次へと続いて、有名なおとぎ話の世界へといざなってくれます。

もし見かけたら、どうぞお聴きになってみて下さい。
2014年12月12日
 
  
 
今日お越しになったお客様から有用な情報を教えて頂いたのでお知らせします。
と言っても、もう皆さんよくご存知かもしれません。

私は持っていないので知らなかったのですが、iPhone には初めから「コンパス」という機能(アプリ?)が組み込まれていて、この画面を右送り(フリック)すると「水準器」画面となります。
これをアナログ・プレーヤーの水平調整に使わない手はありません。

iPhone をプラッターの上に置くと、最初の写真(-7°とある)のように2つの白い円が重なっていて、重なった部分は黒くなっています。
結構水平が出ていれば始めから真ん中の写真のようにほぼ2つの円が重なって、黒い円に近くなっているかもしれません。
そのままプレーヤーのフット(脚)などを調整して、2つの円が完全に重なるようにすると、おめでとうございます、ひとつの円になると同時にパッと画面がグリーンに変わって水平が取れたことを知らせてくれるのです(3枚目の写真)。

iPhone にカバーをかけてある場合は外して、本体背面が計側面にピッタリ密着するようにしたほうがよいでしょう。

iPhone お持ちの方はお試しあれ。
私は未だにスマホを持っていないのでリアル・水準器を使います..。

*お試し下さったお客様より追加情報を頂きました。
計測前に、念のため最初の画面(コンパスの前)で内蔵ジャイロを補正してから行わないと正確に出ないことがあるそうです(下記画像参照)。

2014年11月27日
 
 

前回、お客様お二人で自主開催(?)された「フォノカートリッジ・オフ会」、店主も大変楽しく参加させて頂きましたが、好評を受けて早くも第2回が開催されました。

今回も持ち寄った往年のカートリッジ30個余りについて、その生い立ちやヴァリエーションなどに話が及び、ちょっとした移動カートリッジ博物館といったところ。
いずれもヘッドシェルに着いていて、すぐに掛けられる状態にあり、今回はそれらのなかから、GRACE F-7H,F-8L、SPEX SD-801EXCEL、FR PMC-1、ADC TRX-2 などを聴き比べ、それぞれの魅力を堪能しました。

またAIWAが50年ほど前、独自規格で最初に作ったカセットデッキの実機をお持ち下さって「特別展示」。デッキにワンタッチで合体可能なアンプ付きスピーカー部をセットすると、今でもはっきりした音を再生してくれました。
2014年11月15日

好評のアクリル・ダストカバー2点が出来上がりました。

写真が小さくて分かり辛いですが(どちらも保護フィルムを張ってあります)、左が旧プレーヤーの再製作,右はノッティンガムのInterspace Jr.用です。
どちらも好評のガラス色です。

長年使っているプレーヤーもダストカバーを新調するととても若返って見えます。

これから長野と埼玉へ発送します。
2014年11月10日
「SUPRAPHON 黒沼ユリ子/マルティヌー ヴァイオリン・ソナタ第3番,5つのマドリガル」

我が国の誇るヴァイオリニスト、黒沼ユリ子といえば留学先のチェコでの活躍がいまだに印象深く、その後メキシコに移り住んで長らく活動していると聞いていましたが、1940年生まれの彼女もすでに74才、今年の6月のメキシコシティーで引退コンサートが開かれました。
現在は日本に帰国して、お気に入りの千葉・御宿で暮らしているそうです。

そんな話を聞いていたので引っ張り出してきたのがこのレコード。
やはりチェコのスプラフォン。チェコのピアニスト、アルフレッド・ホレチェックとの協演で、チェコの大家、マルティヌーの第3ヴァイオリン・ソナタと「5つのマドリガル」、'68年の録音です。
ソナタは30分近くの力作で、まだ30才前の彼女の若々しい気迫に圧倒されます。
マドリガルのほうは、何とあのアインシュタイン博士(彼がヴァイオリン、ピアノはカサドシュのため)のために作曲されたのだそうです。
2014年11月01日

今日はViV Laboratoryを主宰する秋元さんがいらっしゃいました。

すでに独創のトーンアーム Rigid Float は発売4年目を迎え、国内の評価はますます好調、海外では特にドイツでの評判が高いそうです。

この11月から、ある重要な部分の材質を変更した新ヴァージョンを発売予定とのことで、その試作機(といっても市販製品同等。7インチ版)をお持ち下さいました。
従来のものもそのまま継続で、新ヴァージョンは上級機の位置付けとのことです。

比較的簡易にプレーヤー脇に置いて、ひと通りの調整の後、音出しをしてみると、少し前に聴いた従来機の音がたちまち蘇りました。
ちゃんと試聴ポジションに座る前、スピーカーの真横にまだいる時に聴いた音でさえ、その冴え冴えとしたサウンドは一目(聴?)瞭然。
「従来機との差もかなり大きいです」との言葉も確かなようです。

いつもと同じくヘルシャーの弾くコルンゴールドのヴァイオリン協奏曲をかけたのですが、そのまま聴き続けていると返すことが出来なくなるので、早々に針を上げました...。

さて、どこがどう変わったのか、あなたならお分かりでは?
2014年10月22日
 

今年のハイエンドショウ東京は初めての会場、お台場近く、ゆりかもめのテレコムセンター駅前の青梅フロンティアビルで開催されました。
新橋駅からゆりかもめが20分近くかかるので、普段行き慣れていないせいか有楽町の時と比べて少し遠いかなと感じました。

会場は5つの部屋にコンパクトにまとまっているので回り易い。
入って先ず正面の部屋の前に、ひと際目立つパラヴィチーニさんが立っていたので通り過ぎるわけにはいきません。ご挨拶して、それではヨシノトレーディングも出展しているCルームへ。
この部屋は4社が共同出展しており、時間を区切ってデモのローテーションを組んでいます。これは他の部屋でも同じです。

ちょうどデモしていたのが初めて聞くスピーカーメーカー、CAS-audio。瀬戸物で有名な愛知県瀬戸市にあり、陶器をキャビネットに使ったスピーカーを専門に作っています。
今回はなかでも一番の大作、3ウェイの大型スピーカーを初お披露目。次の米CES出品を目指して完成を進めているそうです。
まだ試作の段階ですが、ちょうどフルメタル・エンクロージュアのスピーカーに通じるものを感じましが、またちょっと違って、何となくこれが陶器エンクロージュアの響き(?)なのかな、という印象も持ちました。大型機ながら完全密閉型です。
クロスオーバー回路やデザイン・仕上げなどをさらに煮詰めて、彼の地での反響も楽しみです。

ヨシノトレーディングは先日のインターナショナルショウと同様のデモでClearaudioの堂々たるMaster Innovationプレーヤー中心、すっかり堂に入った壁谷さんのレコード演奏に自社機器の解説は1割ほどしか出てきません。

次はBルーム。Lyricは1bitデジタル・プリメインアンプの新製品X-PM7 のプロトタイプを展示、一段と洗練された外観からも期待が持てます。12月の発売予定。

Eルームも楽しみなメーカーが並んでいます。
ポーカロラインが輸入するデンマークのtangentからは北欧らしいなかなか素敵な新スピーカーSPECTRUM X5 が展示されていました。
コニシスからはいよいよフォノステージアンプの上級機の登場です。
トップパネルが開いていて内部を見ることが出来ましたが、上下2段になった基板に完全ディスクリートで組んだ部品が整然と並ぶ様は、それだけでもいい音がしそうです。改めてお聴きになりたい方はご一報下さい。

最後に入ったのがAルーム。
ここにも楽しみなメーカーが入っています。
オーディオデザインはフルラインナップを用意して大型のディナウディオを鳴らしていました。
プリアンプにはリーズナブルな価格の新製品DCP-110 がお目見え。
パワーアンプDCPW-200 を使ってのハンス・ジマー作曲「パイレーツ・オブ・カリビアン」は快感のド迫力で鳴り響きました。

同じ部屋に新しいスピーカーメーカー、ヒロアコースティックラボラトリーの金庫のようなスピーカーシステムが展示されていました。
子供の頃から数えきれないほどスピーカーを自作してきた熱心なオーディオファイルが興したメーカーです。
3ウェイのユニットをそれぞれ独立したエンクロージュアに収めた、ちょうどかつてのGOLDMUND Epirogue をスリムにしたような形状で、ユニットにはすべて独ACCUTON製を採用しています(トゥイーターのみソフトドームの用意も有り)。
音は予想される通り曖昧さが無く鮮やかでハイスピード、大音量にもびくともしません。海外のフルメタル族にも一脈通じるところがあります。
加工精度はメイド・イン・静岡の世界最高レベル、かつトゥイーターを好みで3種類から選択出来たり、3つのエンクロージュアの相対位置を高い精度で調整して位相を合わせることが出来るなど、良い意味でアマチュアライクな部分も備えているところがユニークです。

帰り掛け、通路でCDやレコードなど音楽ソフト販売があったのでちょっと覗いてみたらまずいものを見つけてしまい、衝動買いです。
当店のすぐ近くにあるクラスック専門レーベル、FontecがCDのバーゲンをやっていて、今は亡きフランスの名匠、ジャン・フルネのCDとDVDを会場特価で買い込み、最後にもうひとつ思わぬ収穫で帰路につくことが出来ました。
2014年10月14日

 

台風一過とはこのこと、少々風が強かったものの雲ひとつない青空が広がりました。

今日はお得意様同士で開かれた(?)「フォノカートリッジ・オフ会」(当店の勝手な命名)、たまたま当店で知り合われたお二人で1週間前からの企画です。
方や40年以上のヴェテラン、方や旧モデルの知識豊富な新進気鋭オーディオファイルと世代も異なるお2人ですが、話はピッタリ合って盛り上がり、ADC,FR,GRACE,HIPHONIC,ENTRE 等々、とっかえひっかえ音聴き。
半世紀以上前、GRACE 最初期のF-5 が瑞々しい音で鳴るのは感動モノでした。
一部には交換針も確保して、保管の良さが光ります。

モノラル時代のGE、NEATカートリッジやAIWA独自規格カセットテープの参考出品(?)もありました。
第2回も開催予定のようです。

皆さんもアナログ・オフ会、楽しまれてみませんか?
お一人でも構いません、狭いのが難点ですが当店を自由にご利用下さい。

2014年09月25日
 
昨日24日に東京フォーラムでのインターナショナルオーディオショウに行ってきました。
いつものように面白そうなブースに目星を付けて、上の階から順次降りていくように回りました。回った順に好印象だったところを挙げますと:

まずディナウディオ。
背高ノッポのCONFIDENCE C2 Platinum を井上千岳氏のデモで。エレクトロニクスはカナダSIMAUDIO の新シリーズMOON NEO 。
井上氏の最近の愛聴盤からバロック・ヴァイオリンとピアノ・ソロを聴きましたが、スピーカーのオーガニックな持ち味とうまくリンクして、大変素晴らしい音色を披露してくれました。
最後までは聴けませんでしたが、編成の大きなオーケストラ物も聴いてみたかった。
昨年聴いた時よりずっと良い印象でした。

次は同じ階のフューレンコーディネート・ブースでのPIEGA 。
見たこともない、ピエガとしては異例にバカでかいスピーカーシステムに驚きました。モデル名はMaster Line Source。
これはこれから発売予定の最上級モデル(二千万超!)だそうで、銀色のマグネパンのような大きな衝立型ミッドハイ部(高域リボン型×24,中域リボン型×9ユニット)と、これまたでかい縦に6本の22cmウーファーが並んだ箱型ベイス部が独立して片側セットで2基,左右で4基構成の大型システムです。
部屋が飽和気味でたっぷりした低域を持て余していたのが残念でしたが、まるでコンデンサー型のような音触のミッドハイはなるほどと思わせるものがあり、完璧にセッティングされた状態での潜在能力はかなりのものと感じました。
エレクトロニクスはOCTAVE 。これに関してはソリッドステートの大型モノブロック・アンプなどでも聴いてみたいところです。

ひとつ階を降りて、アブサートロン。
アメリカの名門Westlake のBB10VE をコロラドのBoulder のアンプとCDプレーヤーで。
近年のスマートな高級スピーカーと比べるとバッフル面の幅も広く、良きアメリカの雰囲気を漂わせていますが、それでも同社のなかでは比較的スリムでコンパクト(?!)、まとまりの良いスピーカーです。
その外観どおり、大変整った素敵なサウンドを聴かせてくれました。荒っぽいところなど微塵もなく、それでいてかかっていた女性ヴォーカルのエンターテイメント性がしっかり生きて、さすが堂々たる再現です。
パワーアンプにコンパクトなモノブロックの850 を計4台使ったバイアンプ・ドライヴも奏功していたようです。
お聴きになりたい方、どうぞご一報を。

帰り際、おや、どこかで見たような恰幅のいい外人さん、ボルダーの創立者・デザイナーのジェフ・ネルソン氏でした。
もう24年前から度々日本を訪れ、歩くのが大好きだそうで(それにしてはちょっと肥え気味?)、吉祥寺にある私もお気に入りの井の頭公園を散歩してきたそうです(今回の宿泊も吉祥寺)。

ひとつおいて隣りのアッカはいつものYG ACOUSTICS 。
昨年と変わらず、同じアメリカのフルメタルジャケット、MAGICO と並んでこの種のスピーカーの両雄との認識を深めました。
木の香りのするのもいいけれど、こうしたスピーカーもこれからは間違いなくひとつの流れとなっていくに違いありません。いえ、もうなっていますね。
アルミの塊から旋盤で削り出していく執念のダイアフラムあってこそのベイス・サウンドです。

そしてひとつおいて隣りトライオード・ブースには、今回楽しみにしていたうちのひとつ、カナダからの新顔、KRONOS のターンテーブルが待っていました。
ちょうど藤岡 誠氏が名調子でデモ中、大盛況で部屋に入ることもままなりませんでしたが、終わったところでようやく実物をつぶさに観察することが出来ました。
かねてより国内への紹介を心待ちにしていたのですが、精緻,かつマッシヴな姿は期待に違わぬものでした。
参考出品ながら、やはりトップモデルのKRONOS の洗練された威容は圧巻で、上下のプラッターが静かに音もなく反転する様は、時の象徴でもあるクロノスから、機械時計を見ているかのようです。
音はどうかって? これで悪ければ最悪、CDから切り替えてレコードをかけた途端、生々しいサウンドがほとばしり出てきましたので大丈夫、ご安心を。

その並びのハイエンド社ブースのドイツLansche Audio。昨年と同じイオン・トゥイーター搭載の比較的コンパクトなスピーカーNO5,1。
ほとんど表に出ることはありませんが、これは本当に素晴らしいスピ-カーだと思います。

さて最後に向かったのは、もうひとつ楽しみにしていた初参加のヨシノトレーディング・ブース。
デジタル・ソース類は一切置いていないという徹底したアナログ主義(?)は同社らしく、アナログ・レコードのみによるホットなデモが「アナログの伝道師」こと壁谷氏によって行われていて、こちらも満員の盛況でした。

目玉は本邦初公開のターンテーブル、Clearaudio のMaster Innovation。
リニアトラッキング・アームのTT2 を搭載しての勇士は、先のKRONOS とはまた違ったクールビューティ。こちらも上下2枚の重厚なプラッターが回っています。
組み合わせるエレクトロニクスはもちろんパラヴィッチーニ氏のEAR。
生々しいDG ホロヴィッツのモスクワ・コンサート、Blue Note 復刻45回転盤 SOMETHIN' ELSE などハイスピード・アナログが堪能出来ました。
ブースの外ではEAR 社主ティムさんが、新しく取扱いに加わったアメリカのケーブル・ブランドKubala-Sosna のジョー・クバラ氏と話に花を咲かせていました。
そこからの帰り道、空中の渡り廊下では、CONSTELLATION AUDIO ドリームチームの一員、ピーター・マドニック氏とすれ違うなど、今回インターナショナルショウらしい場面も多く見受けられました。

まだ訪れずに終わってしまったところがいくつもありましたが、これ以上長居すると苦手な帰宅ラッシュの中央線に乗る羽目になるので、今回はこれで失礼。
2014年08月27日

あなたはドアをノックするとき何回叩きますか?

私は2回です。大体の方はそうですね。
朝、テレビの番組でノックの回数について取り上げていました。
ビジネス・マナーや面接では常識だそうですが、2回はトイレの確認用、3回は親しい間柄で、初めての場合や目上の方など礼を尽くす必要のある場合は4回なんだそうです。

そうなると私はどんな人にもトイレチェックをしていたことになります。
でもこれは欧米での常識、日本では元々ふすまや障子を叩いてもまともな音はしませんし、下手をしたら破ってしまいます。ノックへの意識が低いのは仕方ないでしょう。

それに4回も叩いたらしつこいと思われそうな気もします。
そんな時は「トントン、トントン」と2回に分けて4回ノックしたらよいそうです。
でも余程正式な場でない限りは、当面やっぱり2回かな。

ところで欧米で4回が正式となっているのは、「運命は、かく扉を叩く」、そうです、あのベートーヴェンの第5の冒頭モティーフに依っているのだとか。
そうなると、やはり気軽には叩けません。しかもテンポをどうするか、休符からアウフタクトで始めなくてはとか、続けてもう1フレーズ叩いてしまいそうだとか、気になる??
2014年07月17日

「わが友に/グリュミオー愛奏曲集」

レコードを残すような有名ヴァイオリニストはたいてい、アンコールで弾かれるような小品集を残していますが、グリュミオーの愛奏曲集がこれ。
発売当時評判が良く、売れたのでしょう、このあと第2集もリリースされました。

最も脂ののった'73年、53才の時の録音です。
こぼれんばかりの美音で歌われる愛すべき小曲たちが、さんざん聴き古したはずなのに今生まれたばかりのように新鮮に響くのに思わず聴き惚れてしまいます。

これは初出時の国内盤ですが、侮ることなかれ、素晴らしい音色で十二分に聴かせてくれます。
70年代はまだ国内盤も丁寧に作られており、その頃にむしろ最盛期を過ぎた海外盤より優れていることさえあります。
このタイトルは人気で蘭オリジナル盤はなかなか無く高価、それならこの国内盤で十分と感じた次第。
得した気分になりました。
2014年07月12日

MHaudio WAONスピーカーの常時試聴展示を始めました。

この製品、こじゃれたインテリアショップには置いてあるものの、それだけでは可哀そう、ちゃんと音楽を聴くスピーカーとしても聴いて頂きたく私どものところにも置くことに致しました。
オーディオ・ショップとしては初めてでしょう。

日常に溶け込む小さなスピーカー、長野から制作者により一つずつハンドメイドで届きます。
2014年07月07日



Clearaudio TT3+Innovation Compact を中心とした「最先端プレーヤーで聴く魅惑のアナログ・サウンド」試聴会にお越し下さった皆様、誠にありがとうございました。
お楽しみ頂けましたでしょうか?

また機会をみて試聴会を開催していきますので、どうぞよろしくお願い致します。
2014年06月13日

表通りから見えるようにビル2階の高さに袖看板を出しました。

駅から降りて店に向かうとすぐ見えてきますので、今後はこの看板を目印にお越し頂けます。
いつもお越しの方もちょっと見てやってくださいね。

2014年05月26日

好評のオーダーメイド・アクリルダストカバー製作、ほぼ同じ時期に2個完成しました。

ひとつはGarrard 301(SME 2本アーム仕様)用で本体プリンツの上に載せて被せるタイプ。
もうひとつはNottingham のSpacedeck HD 用で全体に被せるタイプ。プラッターの厚みがあるので高さのある独特な形状となりました。
どちらもお奨めのガラス色アクリルを使用して高級感あるシックな仕上がりです。

またちょうど同じ時期にMICRO DDL-60 のダストカバーを純正と同じ形状で再製作するご依頼がありました。こちらは純正と同じ透明アクリル仕上げです。

2014年05月11日
 
ちょっとした合間に聴いて、おやっと思ったレコードを取り留めもなくご紹介。
今回は2枚ですが。

ドイツから仕入れたETERNA盤の中にたまたまP.シュライアーの歌うシューベルトの名作歌曲集「美しき水車小屋の娘」が2枚ありました。
1枚は’71年、シュライアー36才の時の録音で、ピアノ伴奏はワルター・オルベルツ。定番です(写真右)。因みに独Grammophn から出ている同じ演奏も、オリジナルはこのエテルナ録音です。
もう1枚は9年後の’80年に録音された同じ曲集ですが、こちらは現代イギリスの作曲家ジョン・W・デュアートとドイツの名ギタリスト、コンラート・ラゴスニークとがギター・ソロ伴奏に編曲した版。
録音エンジニアは違いますが場所はどちらも有名なドレスデンのルカ教会です。

さてこの聴き較べはというと、伴奏楽器を別にしても結構違い、シュライアーが伴奏楽器に合わせてはっきり歌い分けていて、ピアノのオリジナルではいつもの知性的な朗々と歌う歌唱に対して、ギター伴奏では楽器の音量が小さいのとその持ち味に合わせてずっと抑えた、時に囁くような歌い方になっています。技巧的とも言えるでしょう。
また9年経っていますのでその差もあるはずです。
録音も前者のほうが若干オン気味で、さらに若々しさが感じられます。

どちらも捨て難いですが、個人的にはやはり、ミューレリンにはストレートな歌唱、そしてピアノも素晴らしい音で録られている’71年盤に軍配を上げるかな、といったところでした。
皆さんはいかがでしょう?
2014年04月27日
アナログ・プレーヤーではNHK御用達の流れを汲む名機を輩出したDENON。
なかでもレザー仕上げの洒落た外観で異彩を放つDP-6700 のフルレストアを行ないました。
それぞれ単品として販売されていたDP-6000 ダイレクト・フォノモーター、DA-307 トーンアームを得意の厚手積層合板のキャビネットに収めたモデルです。
既に40年近く経っていますが、完成度の高いパーツでシンプルに構成されていますので、今の製品と比べても見劣りしないばかりか、現在メーカーとしてこれだけのものを生産するのは不可能と言え、思い入れがあることもあって、少しコストがかかっても買い替えではなく修理・レストアで生き返りを試みました。

フォノモーターは各パーツの劣化で完全に回転不能、中核となるダイレクトモーターは生きていると考えて、何枚もの回路基板の修理が大半となりました。
アルミのプラッターもアルミ特有のブツブツした腐食だらけでしたが、磨き上げて写真のとおり見違えるような輝きを取り戻しました。
トーンアームは分解してダンパー部分の緩みを補正、各部再調整,清掃のうえ組み上げて新品同様に。
レザー張りのキャビネットも徹底的に清掃、ダストカバーはすり傷は多いものの幸運にもひびや割れは無いので、当店得意のダストカバー・ポリッシングできれいさっぱり。
すっかり現役復帰、蘇りました。
2014年04月24日
録画しておいたETV特集を観ました(19日放送分)。去年放送したものに新しい映像を大幅に加えて再編集したとのことで、約90分に及ぶ力作、BBCの番組あたりと比べても遜色ない出来で、なかなか見応えがありました。

弦楽器が大好きと言っていても、ストラド(省略語)についてほとんど何も知らなかったようで、あらゆる角度から映像で語られる内容は実に興味深く、飽きさせません。
オーディオ的にも面白く、数十本のマイクを球形面上に配置し、実際にその中心でストラドを弾いて音の飛び方を測定したり、ストラドに数十本のレーザー光を当ててそのボディの振動モードを3D画像で観測するなど、最新の科学的分析にも興味は尽きません。

驚いたのはストラディヴァリは多作家で現存するストラドは600挺もあること、そして何よりストラドを愛用する現代のヴァイオリニストのひとり、イヴリー・ギトリスが92才(!)の今も現役で弾いているという事実!恐れ入りました。これもストラディヴァリウスの成せる魔術のひとつなのでしょうか。

26日(土)0:00時(金曜深夜)にも再放送しますので、未見の方、是非ご覧になって下さい。
2014年04月07日
4月に入って消費税増税となりましたが、輸入オーディオではそれ以上に怖いのが円安のあおりを食っての値上げです。
これだけ円安が進み、それが続けば致し方の無いところでしょうが、いよいよ今年に入って順次各輸入代理店からの値上げの知らせの届くことが多くなってきました。

1月にジェフ・ローランド,ナグラ,アヴァロン,dcsなど、2月にはタンノイやマッキントッシュの他、ベンツ・マイクロが販売再開を機に、3月にはプロジェクトやプライマー,ウィーン・アコースティクス,ソナス・ファベール,Dr.ファイキャルト,ブルメスターなど、4月に入ってモニターオーディオ,EARの一部、そして先日お伝えしたのが5月からのトーレンスの値上げ。
これらは一部で、ほとんどの輸入元が値上げを行なっているといってよいでしょう。
しかも値上げ率は増税の比ではありません。

もし近々購入をお考えのものがありましたら、一度輸入元ホームページで確認されることをお奨めします。或いは私どもにご確認下さい。
«前のページ 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 次のページ»